ちょっとおいしい話

東北最大級のビジネス展示・商談会第9回ビジネスマッチが夢メッセ宮城で開催。東北6県から463団体435ブースが出展。さすがに東北だけあってか「食と農」のコーナーが124ブースと3割近くを占めていました。私にとってはビジネスマッチも夢メッセも初めて。東北のこれからの発展に向けておおいに盛り上がっていくことを期待しています。

会場で出会ったのですが、ちょっと気になった商品のおはなしをしますね。宮城県にお越しの際のお土産にも手軽でお勧めです。

気仙沼海ごはん

気仙沼で創業70余年の乾物屋小野寺商店のオリジナル。

ふりかけです。

パッケージ右上青サークルにありますように、三陸産の海藻ベース。


宮城キヌヒカリ

宮城県多賀城産

植物活性化剤『アグリスケット』を使用。

キヌヒカリは関西で寿司飯に使われる品種らしいが、それを宮城県でアグリスケットを使って栽培した。米の甘味が増してるらしいとのこと。

ホタテ貝の貝柱とヒモ以外は(あの黒い部分だけになると思うが)捨てられるらしい。それを加工し(加工名称を思い出せないが、成分を分離抽出する内容だったと思う)成長促進剤として商品化した。米で20%、枝豆、ジャガイモで200%の収量アップした事例があるという。味も良くなっているらしいので、一般的な農薬にありがちなスカスカの作物を育てるものではないようだ。

ということで、今晩早速、宮城キヌヒカリ+気仙沼海ごはん。

『宮城キヌヒカリ』:無洗米と聞いていたのを忘れ洗ってしまった。炊き上がり、艶も香りも今月食べてるコシヒカリよりいい感じ。口にすると確かに甘味もあるような。もう少し米について考えてみようと思う。

『気仙沼海ごはん』:ふりかけとしては初めての食感。海ごはんとはこれだったのか。西日本のソフトふりかけとは真逆。三陸産のわかめ、ふのり、あみがパリパリ音がしそうなくらい。今まで出会ったことのない海ならではのふりかけ。